カラヤンはR.シュトラウスの楽曲・オペラを好んで演奏したが、中でも交響詩「英雄の生涯」作品40の演奏頻度は抜きん出ている。
生涯の演奏会記録(オペラ公演も含む3540回)からでも、合計72回を確認できる。
最初は1933年11月26日のウルム歌劇場管弦楽団との演奏である。
聴き応えがある曲だけに、海外公演でもよく取り上げられた。
上の極く短い映像は、1969年5月にプラハを訪れた際のリハーサル映像である。
テレモンディアルでの正規映像作品では、1985年2月に収録されたベルリン・フィル(レオン・シュピーラーのヴァイオリン・ソロ)のものが発売されている。

【ソニークラシカル SIBC8】