「カラヤン・シネマ・クラシックス」第2弾

「カラヤン・シネマ・クラシックス」の第2回目の上映が近づいている。 1月下旬には第3回目も控えている。 第2弾「新年」2019年1月4日(金)~6日(日) <曲目>「ジルヴェスターコンサート 1983」 ロッシーニ/「ウィリアム・テル」序曲 スメタナ/交響…

歌劇「カルメン」・1967年ライブ音源

1967年のザルツブルク音楽祭における、ビゼー/歌劇「カルメン」のライブ音源がORFEOから発売された。 【Orfeo C866 183 D】 7月29日の音源とされるが、以前にイタリアのHUNT(HUNT 3CDKAR221)や Allegro(OPD 1151)で発売されたことがあったが、今回正規…

NHKレジェンド・シリーズ 1957年ベルリン・フィル来日音源

キングインターナショナルより、今度は1957年のベルリン・フィルとの来日音源が発売されると予告されている。 【KKC 2169】 ワーグナー/楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲R.シュトラウス/交響詩「ドン・ファン」ベートーヴェ…

「カラヤン・シネマ・クラシックス」上映予告

カラヤンがテレモンディアル社で収録・制作した映像作品が「カラヤン・シネマ・クラシックス」というシリーズで一般映画館で公開される。 すでにオーストリア、ドイツ、スイスでは上映されており、日本でもファースト・シリーズとして11月より来年4月まで…

帝王も絶賛した「吹奏楽の聖地」

www.asahi.com 朝日新聞DIGITALに東京・杉並にある「普門館」の記事が掲載されている。 来月より解体工事が始まるのを前に、11月5日から11日まで一般公開されているようだ。 掲載されている写真13点のうち、10、11、12の3枚がカラヤンのもので…

NHKレジェンド・シリーズ  1959年来日音源

NHKレジェンド・シリーズとして、1959年のウィーン・フィルとの来日公演音源の発売が予告されている。 【KKC 2166】 日本国歌・オーストリア国歌モーツァルト:交響曲第40番ト短調 K.550ブラームス:交響曲第1番ハ短調 Op.68(1959年10月27日 旧NHKホー…

1956年11月17日 サンディエゴ公演

1956年にカラヤンがベルリン・フィルを率いて行った、第2回アメリカ演奏旅行・全33公演のうち、演奏曲目が不詳であった11月17日のサンディエゴ公演の曲目が判明した。 1956年11月17日(土曜日)20:30 Russ Auditorium モーツァルト…

【放送用スタジオ録音】園田高弘・ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第4番

キング・インターナショナルより月末に予定されていた、昭和29年春にカラヤンがNHK交響楽団を客演したCD2枚組が発売になったので、早速購入してきた。 ところがこのCDに収録されているのは、日比谷公会堂で4月7-8日に行われたライブ音源ではなく、別…

初出音源 1960年ベルリン・フィル/62年ウィーン・フィル フランス公演ライブ

来月の新譜予告に60年代はじめにパリ・シャンゼリゼ劇場で行われたベルリン・フィルとウィーン・フィルとの初出音源が告知されている。 スペクトラム・サウンド(Spectrum Sound)からフランス国立視聴覚研究所(ina)提供の音源として発売される、196…

岡山県倉敷市の旅

1966年、カラヤンは夫人を伴ってベルリンと日本演奏旅行を行い、全国で18公演を指揮した。 うち4月24日の岡山県倉敷市での様子が、下記のサイトに紹介されている。 「旅 Voyages 指揮者カラヤンが愛した倉敷の旅路」 http://espritjapon.com/voyage…

シュナイダーハンとの共演

membranというレーベルから "Milestones Of A Violin Legend" というタイトルで、ヴォルフガング・シュナイターハンの10枚組セットの販売が予告されている。 1枚目が1955年8月27日にルツェルンのクンストハウスで演奏された、カラヤン指揮によるベ…

アフリカでのコンサート

カラヤンの演奏会記録を調べていると、生涯でただ一度だけチュニジアのチュニスで演奏会を行っているデータがある。 といっても、現地のオーケストラを客演指揮したものではなく、エリーザベト・シュヴァルツコップの「歌曲リサイタル」のピアノ伴奏を担当し…

ヴァチカン・カメラリハーサル

1985年6月29日にヴァチカンのサンピエトロ大聖堂で行われたモーツァルトの「戴冠ミサ曲」にカメラ・リハーサルの映像があることを最近知った。 全体で11分25秒ほどの短いものだが、後半8分50秒あたりからカラヤン本人が登場する。 カメラ・リ…

1931年のプログラム

ずいぶんと前からカラヤンのプログラムを収集しているが、戦前のものに出会う事が希である。 海外のネット・オークションなどで見つけるチャンスは増えているのだが、戦前のものは本当に少ない。 最近1931年7月22日のプログラムを入手する機会に恵ま…

愛蔵家盤・ベートーヴェン/交響曲全集

1975-77年録音のベートーヴェン/交響曲全集に通常セットと分売盤以外に、愛蔵家向けのカラヤン直筆サインの入った「ナンバーカード」付きの革装ボックス盤がある。 現在確認できている国別の制作数は次の通りである。 イギリス 2000 イタリア 2…

発売延期 生誕110年記念・「カラヤン録音大全集」 356枚組

www.deutschegrammophon.com 当初発売が11月上旬に予定されていた、「カラヤン録音大全集」が1ヶ月ほど発売が延期された。詳しい理由は分からないが、全世界で2,500セットというのは少なすぎる数ではないだろうか。 現在はインターネットで予約なので、国別…

ある音楽写真家の訃報

この夏、長年「音楽写真」の分野でご活躍されていたカメラマンの方がご逝去なされたのを最近になって知った。 ヘルベルト・フォン・カラヤン ⓒ 堀田正矩 「レコード芸術」誌に4期 42回にわたって連載した「名演奏家のディスコグラフィ ヘルベルト・フォン・…

初出音源 リリース 予告

ICA Classics より初出音源となる2枚組CDの発売が予告されている。 【 ICAC 5142 】 曲目はチャイコフスキー/交響曲第4番(1955年5月1日)、ラヴェル/スペイン狂詩曲(1955年10月18日)、モーツァルト/交響曲第35番「ハフナー」・ピア…

プラハ公演(1966年)リハーサル風景

1966年5月、カラヤンはベルリン・フィルを率いてプラハで2回の演奏会を持った。 その時の「ニュース映像」にリハーサルの様子が含まれている。 2回の演奏会の曲目は次の通りである。 5月29日 モーツァルト/ディヴェルティメント第15番 ベートー…

ウィーン直行便の再開

オーストリア航空は、昨年9月より運行を休止していた「成田~ウィーン線」を2018年5月16日より再開するとのニュースが飛び込んできた。 国土交通省への認可申請中とのことで、週5便(月・火・水・木・土曜日)が予定されているという。 https://twi…

「暗黙の了解」の例外

カラヤンがベルリン・フィルの第4代の常任指揮者であった期間、他の指揮者はベルリン・フィルを指揮して、ベートーヴェンとブラームスの交響曲を録音しないという「暗黙の了解」があった。 Kの韻を踏んで、"Kaiser - Karajan" と呼ばれ、(日本では「帝王カ…

カラヤン 最後の映像

カラヤンは亡くなる5ヶ月ほど前に、ウィーン・フィルとニューヨークのカーネギーホールで3回の公演を行なった。 このニュース映像はこの時のもので、現在確認できるカラヤンの最後の映像と云うことになる。 わずか1分ほどの短い映像だが、眼光鋭く、両腕…

【公開リハーサル音源】 ワーグナー/ジークフリート牧歌

1988年3月27日にザルツブルク・イースター音楽祭後援会・会員向けに行なわれた公開リハーサルの音源、ワーグナー/ジークフリート牧歌を確認した。 この音源はオーストリア・第1ラジオで2014年7月に「カラヤン没後25年番組」として放送された…

【新刊】カール・レーブル 「僕は奇跡なんかじゃなかった」 音楽之友社

音楽之友社よりカール・レーブル著/関根裕子訳「ヘルベルト・フォン・カラヤン 僕は奇跡なんかじゃなかった-その伝説と実像-」【ISBN978-4-276-20379-2 C1073】が刊行された。 著者のカール・レーブルは1930年生まれで2014年にお亡くなりになって…

『宗教曲 & 合唱作品録音集』

ドイツ・グラモフォンより5つ目のボックス・セットとして、『宗教曲 & 合唱作品録音集』のリリースが予告されている。 DGG 4797060 全29枚セットといままでのボックス・セットに比べると小さいようだ。 内容は以下の通りである。 ◎CD 1 モーツァルト:…

モーツァルト/ピアノ協奏曲第21番・第2楽章

1978年6月、カラヤンとベルリン・フィルはスイスでの公演を終えてフランスのパリで3回の演奏会を持った。 6月24日はパリ・テレビのスタジオでの演奏会で、映像栄えする作品やカラヤン馴染みのソリストを迎えての作品が演奏された。 このモーツァル…

「ショスタコーヴィチを見舞う死の乙女」

カラヤンの長女イザベルが、今月サントリーホールで「一人芝居」を公演する。 11月19日(土曜日)の予定で、ザルツブルク・イースター音楽祭 in JAPAN の公演中、サントリーホール・ブルーローズで行なわれる『ショスタコーヴィチを見舞う死の乙女-不安…

ベルリン・フィルとの最終演奏会

1989年3月に行なわれた、「ザルツブルク復活祭」でのベルリン・フィルとの共演が、カラヤンにとってこのオーケストラとの最期の演奏会になった。 3月27日18時30分より祝祭大劇場で演奏された、ヴェルディ/レクイエムの時のことである。 ソリス…

ドイツ国内演奏旅行・プログラム写真

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のドイツ国内演奏旅行のプログラムは、主催者に関わらずB5の大きさで統一されており、表紙にはカラヤンの白黒写真がもちいられている。1955年から87年までに行なわれた、ドイツ国内の演奏旅行プログラムの写真を並…

録音データ更新

少し前の発売になるが、エソテリックから "5 GREAT OPERAS" と題され発売されたSACDのマスカニーニ/歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」、レオンカヴァッロ/歌劇「道化師」(ESSG90116~7)2枚組が新しい録音データになっている。 従来のデータは「19…