アニフ教会の鐘

アニフ教会の堂宇には西側に鐘楼があり、時間が来ると美しい音色を、アニフ村隅々まで響き渡らせている。

鐘は大小5基あり、1968年の春に新造されたものである。

最大のものは直径1.78メートル、重さは3,450キログラムもある。

カラヤンの墓は、この鐘楼の真下に当たり、普段は静寂そのものであるが、鐘が鳴り出すと大音響につつまれる。

ちょうど5月は、墓石のすぐ後ろに植えられている西洋シャクナゲが満開になっていて、新緑に映える美しい季節になっているはずだ。

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【2003年5月撮影】